最後の選択と方法・・・


経営危機のコンサルタントというのは、因果な商売だと思います。

経営危機に陥った、資金繰りの厳しいお客様から、ご相談料をいただくことになるのです。

当然、最低限の相談料ですから、事業としても儲かるはずはありません。

しかし、遣り甲斐は半端なものではなく、この15年間、仕事を辞めようと考えたことなどもありません。

仕事は、儲けることが目的ではなく、お客様に喜んでいただけることが目的であるべきで、その意味においては、最高の仕事だと言えるのでしょう。

 

私のお客様は、資金繰りの厳しい方がほとんどです。

経営危機のコンサルタントですから、儲からなくて当然なのだと思います。

もともと、自らの人生を救われた経験から、ボランティアだと割り切って始めた仕事ですから、納得はしています。

しかし、中には通常の経営コンサルタントとして顧問契約を結んでいただいている事業者様もおられます。

事業として、大成功されておられるのですが、通常では解決できないような心配事を抱えた経営者もお客様です。

この様な、もともと事業に成功されているお客様が増えれば、少しは資金繰りも楽になるのかもしれません。

弊社で、経営改善に取り組まれ、再生されたお客様が、そのまま経営コンサルタントとして顧問契約を結んでいただいている方も複数おられます。

再生されたお客様が、そのまま顧問契約を続けていただければ、弊社も少しは儲かる様になるのかもしれません。

しかし、再生することができれば、経営危機に苦しんだ忌まわしい過去など忘れたいもので、再生後は弊社との関係は終わる方がほとんどになります。

これも、当たり前のことでしょうから、仕方がありません。

 

最近は、新規のお問い合わせも減少傾向になっています。

アベノミクスで、景気が良くなっているというのが、大きな原因だろうと思います。

景気が良くなれば、仕事が減るというのも考えさせられますが、仕事柄、これも仕方がないのでしょう。

また、仕事のライバルが増えたというのも現実のようです。

ライバルといっても、業務の内容は全く異なります。

対応すべき手段を喪失すると『破産』を勧めたり、リスケジュールや資金繰りなど債務処理場面の一部だけ対応されるような方がほとんどです。

最後まで、総合的に対応できる方はほとんどおられず、業務内容が違いますから、外形的には同じように見え区別がつかないかもしれませんが、ライバルとはいえないでしょう。

中身は全く違うのだが、判ってもらいのですが、結局は私の販売促進などの努力不足ですから、これも仕方がないのかもしれません。

ライバルが増えた結果として、色々なところにご相談に回られてから、私どもにご相談に来られる方が増えました。

この様な方は、基本的な知識は理解されておられ、他がどの様な対応をするのかもご存じです。

その結果、早い段階で信用していただけ、具体的な対応に着手することもできて、結果的に喜んでもいただけるでしょう。

他を回ってからご相談に来ていただけるのは、私どもにとっては有難い結果になっています。

 

セカンドオピニオンでも、サードオピニオンでも結構です。

他にご相談に行かれ、納得できなければ、私どもにご相談においでください。

色々とご相談に回られても、解決することができなければ、最後にご相談にきていただければと思います。

経営危機や債務処理おいて、具体的なご提案のできない事例など存在しないのですから。

 

 

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