銀行の本性を、経営危機で知る・・・


 

『 話が違う!』

 

『 そんなことされたら、会社は潰れるしかない!』

 

しかし、今さら、そんなことを言っても遅いのです。

 

銀行の本性を知らずに、債権回収に入っている銀行を信用した貴方が悪いのです。

 

 

 

無条件に、銀行などの金融機関を信用される経営者は、今でも少なくありません。

 

特に、ご高齢の経営者や、創業経営者などは、金融機関の価値を認識し、支援者であるという捉え方で頭から信用されている方が多いようです。

 

たしかに、中小零細企業にとって、銀行など金融機関が必要不可欠な支援者であることは間違いありません。

 

しかし、必ず、どんな時でも、信用出来る支援者かというと、これは極めて疑問だと思います。

 

彼ら金融機関は、債権を回収することを、貸したお金を取り戻すことを、最優先に考えなければならない職業です。

 

したがって、債権回収においてリスクが発生すると、無条件で方向転換をしてしまいます。

 

支援よりも、債権回収を優先するようになるのです。

 

銀行などの金融機関は、実態として、平気で手の平を返す代表だといえます。

 

 

 

債権回収のリスクが増えると、手のひらを返すという傾向は、金融機関の大きさにも関係するようです。

 

信金信組などの、地元に密着した小さな金融機関は、融資などの面において最後まで支援をする傾向があります。

 

しかし、メガバンクなど大手金融機関は、債権回収リスクが発生した早い段階で支援を切り上げ、債権回収の準備を始めるようです。

 

ただし、現実に不良債権化してしまった時の対応は、メガバンクの方が紳士的であるという特徴もあります。

 

実際に、金融機関が手の平を返した事例には事欠きません。

 

手の平を返す代表的な貸し渋りについては、今さら言うまでもありませんが、資金繰りが悪化して経営危機に陥った中小零細企業は当たり前のように遭遇します。

 

これについては、全ての金融機関が対象であるといえます。

 

晴れの日に傘を貸して、雨の日には傘を取り上げるというのは、金融機関に共通するテーマなのかもしれません。

 

 

貸し剥がしについては、随分と減ったようには思いますが、現在においてもお目にかかることが少なくありません。

 

新たな融資が必要な企業に対して、『お貸ししている資金を返済してもらえれば、必要な資金を上乗せて直ぐに融資をする。』という条件で返済をさせ、本部が了解しなかったという理由で新たな融資を実行しないというのが、貸し剥がしの代表的な形態です。

 

資金が不足している厳しい中で、融資をしてもらうために、一時的に有りったけの資金を集めて借入金を返済したのですから、資金繰りは底をついており、もはやどうにもならない状況になってしまいます。

 

これは、大手R銀行が得意としており、現在においても、貸し剥がしを平然と実行しています。

 

実質国有化銀行を脱却するために、仕方がなかったとも言えるのかもしれません。

 

 

もっと酷い事例では、突然に仮差押をしてきた事例などもあります。

 

私が、債権回収の厳しさでは、全国で3本の指に入ると思う、岡山に本店を置く地方銀行ですが、突然に仮差押をしてきたのです。

 

たしかに、債権回収の不安はあったでしょうが、未だ、期限の利益の喪失さえしていない状況での仮差押です。

 

しかも、仮差押したのが、他行の口座ですから、その会社を潰しに掛かっていると言っても過言ではありません。

 

つい先日まで、担当者が笑顔で営業に来ていたのに、突然に手の平を返して、強硬的に債権回収をしてきたのです。

 

この様な、知性と品性を纏った金融機関の、悪魔の様な行為は決して珍しいものではないのです。

 

 

 

そんなことはないと、言われる経営者もおられるかもしれません。

 

それは、まだまだ健全な経営をされているからでありませんか。

 

もしくは、自行に全くリスクの無い、信用保証協会付き融資だからではないでしょうか。

 

プロパー融資なら、そんな甘い対応はしてくれないと思います。

 

銀行などの金融機関は、どんなに長い間のお付き合いがあっても、経営環境が悪化すると、必ず手の平を返すものだと理解して対応をされるべきでしょう。

 

 

 

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